ブラジルルアー紹介
カラーの話
私は、ブラジルのルアーがとても好きです。
日本には少ない系統のルアーが売っているしアクションしていて面白いものが多い。
今回はその中でもとても気にって使っているものや、前回のパラナ釣行で活躍したものなどを中心に紹介していきたいと思います。
先ずは、トップから
アマゾンでは、100mmサイズがよく使われていますが、ここマットグロッソでは90mmサイズ以下のものをよくおおすすめされます。
左上から時計回りに、ジグザリーニャ(ネルソン中村)、ジョージーニョペピーノ(KV社ジョーペピーノのダウンサイジングVer)、スティッキーナ(デコント)、マジックスティック(ネルソン)、ハッピーポッパー(ネルソン)
私が、おすすめしたいのがジグザリーニャです。
メガバスのxPODというランカールアーを知っていますか。
小さい魚を釣らせない圧倒的なボディーサイズ
内臓されたラトルが遠くからでも聞こえる
このゴトゴト音こそが出かバスが好む音なのではないかと言われています。
ジグザリーニャはxPODと同じゴトゴト音系で、音の大きさは1.5倍くらいあるんではないかと思いますので日本でもランカーを取るルアーとして活躍しそうだなと思いました。
ブラジルでルアーを買うときに白い色をお勧めされることが多いです、自分が思うに白は、銀と同じくらい光を反射しやすい色だと思います。
昔読んでいた朝日小学生新聞でさかなクンがいっていたのですが、魚の腹側が白いのは水面下で天敵が見上げた時に太陽の光によって目立ちにくいため生存競争において有利になると言われています。なので、地味系のカラーと同じように魚に自然な印象を与える色として有効だと思います。
その対をなす色として黒があげられます。
ユーチューブで釣り動画を見ていると
「黒はシルエットがはっきりする色」
といって頭上にルアーをかざす人がいます。
あんたは魚じゃないんだから頭上にルアーをかざしても意味ないじゃん
と突っ込みたくなります。
というのも、魚は人間と違って赤外線紫外線を識別することができるので
光を吸収してしまう黒色は白と違って赤外線も紫外線も反射しない色なので
シルエットがはっきりして見えるという風に自分は解釈しています。
なので光量が少ない夜間や、水の色が濁り気味のときにも有効な色と言われています。
そして、白と黒の中間に位置する色はガンメタとか灰色。
クリアウォーターでスレた魚に口使わせる色
そして、ゴーストカラーとスケルトンカラー
魚が水面を見上げた時にルアーを通した光が乱反射して見切らせにくいのではないかと思って使っています。
トゥイッチベイト
90㎜サイズのトゥイッチベイト
はBRAVAというルアーを使っています
マリンスポーツ社という会社から出ているルアーなのですが
ピーコックを釣りたいといったときに店員さんがおすすめしてくれるルアーだと思います。
日本ではテルさんがデコント社 KV社 ネルソン中村 ボーボレータ社などを主に紹介していると思いますが。
このマリンスポーツ社はほかのルアーメーカと比べると値段が抑えられたルアーが多いのでブラジルで人気になんです。
そして、私がアクションさせていて釣れそうな動きをするなぁと感じたのが
デコントのビルータというルアーです。
強めのジャークを打つとジョイクロが平を打ったような動きをします。
左上から時計回りに タンタンx2(ボーボレータ)、ペルベッサ(ボーボレータ)、
ビルータ110、ビルータ130
ルアーの値段は日本もブラジルもあまり変わらないような印象です。
剣道を国際化する必要がない
剣道を通して世界中の人と剣を交えることができるのは本当に素晴らしい。
と思っていたのだが、この動画を見て欲しい
もう、言挙げする必要もないほど相手国の態度が悪い。酷すぎだ。
個人的に柔道が順位を競う大会であるオリンピックに毎回エントリーしてしまっているのはとても残念である。
元来、武道は勝ち負けを競うためのものではなく、人格形成を行うためのものでなければならない。
動画を見てお分かりになったと思うが、我々日本人のご先祖様はこんな汚い剣道試合を見たくて、世界選手権を始めたのだろうか。
剣道世界選手権を閉鎖するか、韓国を出場させないか真面目に考える必要があるのではないか。
剣道は礼に始まり礼に終わる。立場が上だろうが下だろうが剣を交えれば同じ土俵で勝負する。
せめてスポーツ、特に武道の世界大会は国家間のいざこざや反日感情などなしに楽しみましょう。それができたら、勝手も負けても後味良いはずです。
自分の国を誇りに思えるようになった話
遅刻したことで変わった
留学を経験してアイデンティティが形成するという人はどうやらかなり多いらしい
自分もその一人なのだ
ある日目覚まし時計をかけていたはずなのに鳴らなかった。急いで支度をし家を出た。
登校時間の10分遅れで学校に到着しました。一時間目は体育でした。教室に入った途端体育の先生が
「遅いよ日本人は時間厳守って聞いていたんだけどな、もうブラジル人になってきたね」と言われました。今日まで何回も言われてきたこの「ブラジル人になったね」という言葉
今となってはただのジョークにしか聞こえませんが初めて聞いたときは土足で家の中に上がられたような気分でした。
自分が遅刻したこの日、正直ブラジル人は時間にルーズだから少し遅刻したって平気だろうと思っていたのですがそれは違うと知りました。
海外での日本に対するイメージはとても良いと感じています。
そんな印象の良い国だからこそ、どこに行っても日本人は日本人として見られていると知りました。海外だから自由だなんていう安易な考え方はやめたほうがいいです。
その出来事以来, 日本人として自分がどう見られてるか どうあるべきかということ考えるようになりました。
日本人について日本人である自分が考察してみた
周囲を海に囲まれた島国で2千年以上も命をつないできたので、移民の国と違って日本人同士は, お互いの腹の内が知れていると思います。外国では以心伝心は通じないので自発的になるように心がけてきました。団体行動や、他人に迷惑をかけないという考え方は日本人独特のものだと思っています。
また, 海外にかぶれによくいる個性と自己主張を混同している人がこんな事を言っていました。
「アメリカでは自分を主張していかないといけないんだ、日本の考え方は古い, 全てにおいて遅れていると。」始めからちゃんと話を聞くつもりはなかったので軽く受け流していたのですが内容は大同小異といことで...
十何年も日本人として生きてきたのに、一年ちょっとの海外経験で自分の生まれ育った国を何から何まで否定する人の思考が自分には理解できないです。悲しい人です。
個が強いというのは必ずしも良いというわけではない、お隣の支那人は個が強すぎるので我先にと公共機関に乗り込むし、そういうことばかりしていて集団意識が低いのでいざというときに団結できないということを聞いたことがある。
アメリカ人が自己主張が強いのは異なる民族のるつぼである移民の国だから必要なのだと思う。一方で、二千年以上も島国で暮らしいる僕たち日本人は, お互いの腹の内がわかっているので必要ないんですよね。血族意識が強いから集団行動ができるし、迷惑な人がいれば視線一つで相手に気づかせることができる。
留学して自分の国より外国が良いと思い, 日本に対して悲観的になる人もいるみたいですが、自分は留学を通してより自分の国の良さに気づくことができたし、本当に日本人に生まれきてきてよかったなと思っています。国際化が騒がれている現代だからこそ日本の伝統や古くからの慣わしを重要視するべきですよね。日本人としてどうあるべきかということを考えたときに自分の国の歴史とか宗教に目を向けてもっと深く知る必要があると感じました。
ジブリを通して見た自然観
日本アニメ界の巨匠といえば誰もが認める宮崎駿監督
日本人ならまず知らない人はいないでしょう。
数年前に引退を宣言されてから、次の日本アニメを引き継ぐのは「君の名は」で一躍有名になった新海誠監督なのではないかと噂されているようですが、
今年に入ってから宮さんが長編アニメの制作に取り掛かったというニュースを耳にしました。何度も引退宣言をされてきた宮崎監督ですが、年齢的にも考えて次の長編映画が本当に最後の作品になるとみて間違いないでしょう。
自分はジブリ作品の中でも特に自然を題材にしたものが好きです。
今年の春に,家の裏にひっそりと暮らしている狸が赤ちゃんを産みました。時々母が動画を送ってくれるのですが、本当に可愛いんですよ。動きが幼気なくてコテッと転んだりと和やかな時間が流れていて、健やかに成長してほしいなぁと願っています。
狸たちが環境開発によって住処を奪われていく様子を描いた平成狸合戦ぽんぽこ
終盤に正吉が出てきてこういいます。
「テレビや何かでいうでしょ。開発が進んで狐や狸が姿を消したって、あれやめてもらえません。そりゃ確かに狐や狸は化けて姿を消せるのもいるけど、でもうさぎやイタチはどうなんですか」
裏の狸たちにいつも癒やされているのでよけい感情移入してしまって、うるうると目頭が熱くなりました。
そして、平成狸合戦ポンポコで舞台となった多摩ニュータウンは、開発された後
”耳をすませば” で雫と聖司が住んでいる街となります。(聖蹟桜ヶ丘)
なので、平成狸合戦ポンポコの一番最後のシーンと、耳をすませばのオープニングにでてくる夜景が同じなんです。
そして、月島雫が大人になって著した本が猫の恩返しなのだそうです。
個人的に、ジブリの自然に対する主張はものすごく共感する部分があります。
中でも、もののけ姫はとてもメッセージ性が強い作品だと感じています。
サンが自然を代表する存在で、たたら場が対立する人間を表しており双方をつなぐのがアシタカという少年。自然と人と共存共栄するにはどうしたら良いのか考えようと問題提起しています。
アシタカが暮らしていた蝦夷族の森は世界自然遺産の白神山地で、シシ神の森は屋久島をモデルにしていると言われています。白神山地にはブナなどの広葉落葉樹林が多く自生している。2つの地域は、気候も風土も異なるので、作中に出てくる植物の描写に若干違いがあるそうです。
この本の中でとても興味深かったのが照葉樹林文化というキーワード
西日本には照葉樹林という光沢のある葉を持つ常緑樹の山々を称してそう呼ぶらしいですが、実はこの森インド北部のヒマラヤ山脈からブータン、ネパールと東シナ海沿岸にかけて広がる森は西日本の山々と同じ照葉樹林なのだそうです。そしてこの照葉樹林はそこに住む民族にある共通した食文化をもたらしたという説があります。
日本 ネパール ブータンに共通する食文化
納豆って日本だけじゃなかった?!
などなど興味深い内容がたくさん書かれているので気になる方は一読することをおすすめします。
今日の人の存在は,自然の脅威となっている感じが否めませんが、照葉樹林文化という枠組み一つを見てわかるように 元来、人も他の生き物と同じように自然に育まれ、自然と共存し、自然災害で命を奪われ、感謝と畏怖の念を持ち生き続けてきたんだということ。ジブリは子供をから大人まで幅広く愛されると同時にたくさんの問題提起をし続けてきました。金曜ロードショーでジブリが放送されたときには作品に込められたメッセージを探してみるのも面白いのではないでしょうか。
宗教の話
あなたの信仰している宗教は何ですかと。
ブラジルに来てから宗教について質問されることが多い。
日本に住んでいて自分の宗教を気にすることなんてまずなかった。
学校からバス停に向かう途中に教会があるので少し寄ってみることにした。
日本にいるキリシタンは結構少なく全体の一割にも満たないと聞いたことがある。
私は、日本で大きな教会を見たことがないので少し興味がある。
この前赴いたサンパウロ州のとある街に大きな協会があり
そこのステンドグラスはとてもきれいだった。
日本の神社にもそれぞれ御祀りしている御祭神がいるような感じで、それぞれの教会にも一人だけ有名な神父の像が置いてある。
最後の晩餐かな
ブラジルでは言語にもキリスト教に絡んだ言葉が多い
・英語でいうOH MYGODはMEU DEUS DEUSはキリストのお父さん
・わぁすごい、とか驚いたときにはNOSSA SENHORAという。ノッサセニョーラはキリストのお母さんのマリア様です。
・あとは、何か悪いことが起こった時にジーサスといいます。これは英語でも同じ
日常会話の中にカトリック宗教が絡み合ってるという、とても面白いなと個人的には思うのでみんなに知ってほしいと思って紹介しました。
自分の国の言語が一番難しいと思ってる人が多いという話
世界で一番難しい言語は何だろう
そう考えたことは、ありませんか。
小さい時から「日本語は難しい部類に入る」とか、
「世界で一番難しいのは日本語だ。」
という認識が日本人なら少なからずあるのではないでしょうか。
平仮名 片仮名 漢字 敬語 など日本人から見ても外人さんが勉強するのに苦労しそうな要点が思いつきますが、果たして本当に日本語は難しいのか気になって調べてみました。
というのも、※”ある出来事” を経験してから、ずっと悩んでいたことがあります。
ブラジルでは思いのほか日本語を勉強している人が多くいます。
・アニメ漫画などのサブカルチャーに触れて、日本文化に興味を持ったという人。
・アニメ漫画を日本語で鑑賞したいから勉強を始めた。
この二つが多い。
日本という国に興味を持つきっかけとしてサブカルチャーが大きな役割を果たしているというのは紛れもないファクターです。
私の級友 M氏は アニメをきっかけに日本語を勉強し始めたというので、日本語学習の感想を聞いてみました。
M氏「漢字以外は特に難しくないね。ポルトガル語と比べてみると日本語の簡単さなんて一目瞭然じゃん。ポルトガル語が世界で一番難しいんだよ。」と言ってました。
これが ”ある出来事”
その時は、平静を装っていましたけど正直ムカつきました。
実際M氏は日本語を勉強しているとはいっても
50音に草が生えた程度の漢字を知っているくらいだったから。
日本語をよく知らないのに適当なことを言うなよ
言われた当時はそう思っていました。
今思い返すと、M氏がこう答えたのを普通に素直な意見として受け止めるべきだったと思います。
その後、家に帰って早速調べ始めました。
世界基準で見た時の日本語は外国人の目にどう映るのか知りたかった。
世界基準で判断するときにはやっぱり英語で調べるのが一番だと思い
Most hardest language to learn
toughest language in the world
languages ranked by difficulty
などなど色々と調べた結果。
Language Difficulty Ranking | Effective Language Learning
↑ このサイトに辿り着きました。
The Foreign Service Institute (FSI)という機関による
英語話者がそれぞれの言語を習得するのにかかる時間をもとに、難易度別で五つのカテゴリーに分類されています。
一番習得するのに時間がかかるカテゴリー5にアラビア語 中国語 日本語 韓国語が入っていました。
The Hardest Languages to Learn - Business Insider
どちらのサイトも、あくまで、英語話者を基準にした場合であって、同じ漢字を使う中国人からすれば日本語は簡単な部類に入ると思います。韓国語も日本語より多様な敬語があるみたいですし、言語に対する感じ方なんて、十人十色。いや世界人口が約73億人なので、七十三億人七十三億色 というのが実際のところでしょう。
ポルトガル語はカテゴリー1の Languages closely related to English 英語に似ている、英語に関連した言語に分類されているので、英語話者が日本語を習得するのに必要とする時間とそれほど差異はないと思われます。
まとめ
自分の話している言語が一番難しいんだ!
そう言いたくなる背景に自らが難しい言語をしゃべっていると思うことで優越感に浸れるからではないでしょうか。
自分が日本語を世界一素晴らしいと思いたいのと同じように
世界中誰しもが、自分の言語が一番素晴らしいと思っている。
生まれた時から慣れ親しんできた言語を世界で一番素晴らしい、世界で一番難しいんだ。みんなそう思いたいですよ。
誰しもが当たり前のように自分が育った国、母国語や文化に愛着をもっている事。
そんな当たり前のことを再認識しました。
言語は誰もが簡単に覚えられるほど良いに越したことはないですよ
「難しいから偉いんですか」
勘違いをしている人がいたらそう聞いてあげようと思います。
日本語の美点は、自然や季節の移ろいを表す言葉が豊富で美麗なところだと思います。
別に他と比べる必要はないのではないでしょうか。
日本人墓地
日本人墓地
先日、ブラジルで唯一の日本人移民だけが眠るお墓に連れて行っていただきました。
ブラジルに来て久しぶりにちゃんとした漢字を読んだ気がする。
中に入るとこのお墓を管理しているというおじいさんに出会いました。
僕が日本から来たというと日本語でこのお墓の歴史をご丁寧にお話ししてくださいました。
日本人墓地の歴史
今となっては南米の多くの人が日本人=働き者、勤勉、真面目といった良いイメージを持たれていますが、その背景に戦後満州などに棲んでいた日本人が財産も家もなく、何とか家族を養うためにまだ発展してない国で一攫千金を狙い、南米の国々に渡っていきました。
ある程度稼いでから日本に帰るはずが、不憫にも生まれた故郷の土を踏むことなく亡くなられた先人たちの眠る墓です。日系二世や三世のお骨はは入っていないそうです。
日本人が上にあげたような良い印象を持たれているのは、南米に渡った先人たちが一生懸命働いて遺産を構築し成功者になったからだとおじいさんは仰っていました。
墓地の中心に建物があり、仏壇とお線香が設けられていました。
おじいさんの曰く、入植してからトントン拍子で栄冠を掴んだわけではなかったそうです。まず、ブラジルに来て土地をもらいそこを耕し百姓をしていたそうです。
百姓をするには人手が必要なので最初は順調に行っていたみたいですが、ある日突然伝染病やマラリアにかかって多くの日本人が命を落としたと言います。
中でも、体力のない1歳、2歳の子供は黄熱病に苦しめられたそうです。
そして、逝去された日本人を葬るためにこの日本人墓地が作られたというわけです。
全国の各都道府県出身の日本人が渡ってきたと言います。
年に一度招魂祭というお祭りがおこなわれるそうです。
その日の前日は雨が降っていても、70年間ずっとやってきて一度も雨天になったことがないそうです。