随感随筆

日々感じたことを

うちの愛犬

私の家族は母と妹 そして、ラッキーである。


ラッキーとは我が家の愛犬ことロングコートチワワの名である。


小柄で賢く愛嬌のある白に茶斑点の毛色をしている。


妹がラッキーと名付けた。

当時私は、ポチという名前をおしていたのだが、母と妹に断固拒否された。


茶色い斑点があるのでポチ

という名前は案外気に入っていたのだけれど…


この犬の性格はというと

意思伝達することが非常に上手だ


例えば、飲み水がなくなったときや、散歩に行きたい時、遊びたい時、構ってほしい時、などその時の感情表現がとても上手な犬であり、とても愛嬌がある。


そして、犬のくせに猫のような振る舞いをする少し変わった犬でもある。そこもまた可愛らしいのだが。


普段は、母か私と寝ることが多い。

妹とも寝るのだが、しつこくちょっかいを出す妹とは長く寝たがらない。


うちの愛犬が猫の生まれ変わりであるなと感じる季節がある。それは冬だ。

冬の朝は、誰よりも遅く迄布団の中で眠り続け、昼前になってやっと階段を降りる小さな足音が聞こえてきて、ああやっと起きたのだなと思いきやリビングに入ってくるなりこたつに頭から突っ込み夕刻の黄昏時までこたつの中で丸くなっているという生活をおくっているからである。

我が家では冬になるとこたつが活躍するが、その恩恵を全身で以って有り難みを感じているのは我が家の愛犬ラッキー様なのである。


ラッキーには、とてつもなくたくさんのあだ名がつけられてきた。

我が家にラッキーを迎えてからゆうに20は超えてると思う。考案者は妹だ。全て覚えているわけではないが、現在よく使われているのは、ラーくんとチュンチュンの二つである。ラーくんはまだしもチュンチュンというあだ名には、我が家に初めて訪れた人は皆、考えてもはてなの文字しか思い浮かばないと思う。当本人のラッキーはというと、ラーくんでもチュンチュンでもその他に妹が名付けたあだ名でもしっかり認識している。そして、そのあだ名で呼ぶと家中どこにいても駆けつけてくる。

チュンチュンというあだ名の由来は、ラーくん→ラーチュン→チュンチュンという進化を経て現在に至る。歴史のあるあだ名である。これも妹が全て考案した。


だがしかし、やがてこのあだ名も月日とともに色褪せ、また新たなあだ名が妹によって考案され名付けられるのである。

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