随感随筆

日々感じたことを

親の資格

自分の父と母は離婚した。

子育ての仕方に対する考え方の違いと母は言っていたが

原因は父親の浮気だった。

祖母の話によると

自分が生まれて間もない頃にも一度浮気してたらしい。

 

離婚するときは大抵裁判になる。

うちのようなケースの場合、父親は敗訴し

慰謝料からなにから

高額なお金を払うことになることが多いみたいだ

 

浮気して、離婚裁判の結果何百万円を払うのか

奥さんを大切にして、一生幸せな家庭を築くのか

大金を叩く価値のある離婚なんて果たして存在するのだろうか

 

そのことが影響しているのかはわからないけれど

私の母は、昔から異性間の関係について口うるさい。

 

そんな母からある日

一冊の本を渡された。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0%E3%80%81%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%AE%E6%80%A7%E2%80%95%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%80%A7%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B2%B3%E9%87%8E-%E7%BE%8E%E4%BB%A3%E5%AD%90/dp/4087470504


内容は人工中絶に関する話で

産婦人科の先生が著したものだった。

 

人工中絶を簡単に説明すると

男女が性行為の末に

子を孕んでしまい

経済面 親の反対 

などの 様々な理由で子供を育てることができないので

病院に行って子供を殺してもらうこと

 

強姦の被害にあった人は本当に気の毒だが、

その例外を除き、

俺はこの本を読んで憤りを感じた

人工中絶をした人たちに対してだ。

ちゃんとした環境でなら生まれてくることができた命。

性行為は恋愛の延長にあって良いのか

そんな事を考えさせられる一冊でした。



自分が責任とれないときに妊娠させて中絶だなんて

男は金出して終わりかもしれないが

大変なのは女

これに関しては男女平等ではなく、

女性の負担の方が大きいく、

中絶による精神的なダメージを受けるのも女性側である。


自分が大好きな人との間にできた子をおろした経験がある人は

今後、子育てをする時も

中絶の時の記憶が蘇って

子育てしてても何処かで後ろめたさを感じるのではないかと思う。



 性行為は、愛情を育むのに大切なことだという人がいるが

籍を入れてもないのにそんなことを言う資格はない。

その人は愛と性欲を都合よくすり替えているだけである。


避妊に100%はない

人工中絶した人はそうでない人に比べて妊娠しにくい体になる


一時の快楽のために

子供が本当に欲しいときに産まなくなる体になることは

自分を産んでくれた父と母

生まれてくる子の世話を楽しみにしている親戚にも悲しい想いをさせることになる


読了後の感想として

昔の考え方だと、いわれている

結婚するまでは純潔を保つべきである

という考え方は正しい。


貞操観念の無い人は

付き合う=セックスと勘違いしているようだ

セックスを経験した人は何故か傲慢になり

セックスした事ない人を馬鹿にする傾向があるようだ。

責任の持てないとして性行を拒んできたこなかった人らが

人間的に問題があると馬鹿にされ、

結婚もしてない女性に

手を出してきた男は格好いいとおもわれるのだろうか


欲に負けず理性を保てる人はきっと、

目移りしそうになっても自分を言い聞かせることができ、

浮気や不倫をしない。


そんな人こそ親として子を育てる資格があると思う。

私はそんな父親が欲しかった。


 

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