随感随筆

日々感じたことを

異国への旅 viajar e a melhor forma de se perder e se encontrar ao mesmo tempo.

題名の伯文は

旅は一度に我を失い、そして再度発見するために一番良い方法である。

と訳すことが出来る。

僕は、ブラジルに留学したのはつまらない学校生活から離脱したかったからというのも一つの理由であった。

精神的に長い旅だったことは間違いない。たくさん大変な経験をして内面的に成長出来たことは以前の記事て書いた通りだ。

慣れ親しんだ生活から身を遠ざけることで自分とは日本とは日本人とは などを離れた場所で見つめ直すきっかけとなり、アイデンティティが確立する。

という人はかなり多いらしい。柳田國男もその1人である。

でも、あまりにも長い期間旅に多くの時間を費やすと自分の国に戻ってきた時にリエントリーショックが大きすぎて異邦人のようになる危険もある。

実際留学して来た人と帰国後会って話をしていると、ホストファミリーとうまく馴染めた人ほどリエントリーショックが大きく、現地に適応できなかった人ほどリエントリーショックが少ないといった傾向が見られた。


追記
今夏にロシアに行くかもしれないので、帰ってきたらまた記事を書くつもりなのでお楽しみに。

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